突然ですが、オオバタンの体をご紹介~!
<全体>

通常時。
尾羽が短いので、大きいですが丸っこいフォルムです。
体重はお腹空っぽで820g前後、いっぱいで850g前後です。

興奮・威嚇時。
ちなみにこれは箒を見た瞬間。細くて長いものがダメみたいです。
もっこもこで可愛いですが、知らないオオバタンがこの状態のときはご注意を!
指に穴が開くかも・・・。
小太朗なら、この状態でも私はギュッと抱っこしちゃいますが。
<目>

目の周りの皮ふは薄っすら青く、シワシワ。
虹彩もほぼ黒なので、普段は目が真っ黒に見えます。

瞼のフチには、黒いアイラインが入っています。
何の意味があるのかはよく分かりません・・・。
他の種類のバタンもこうなっているんでしょうか?
強い日光などに照らされると、虹彩がやや茶色がかって黒い瞳孔が見えます。
<耳>

羽毛を掻き分けるとぽっかり開いている穴が耳です。
小指ならスポッと入りそうな大きさです。
<鼻>

穴の前には鼻毛が生えています。
たまに穴に何か入るのか、爪でほじって掃除しています。
<嘴>

表面は傷だらけ。
眠くなるとホカホカで温かくなります。
雛のころは黒いですが、脂粉が増えるにしたがって粉っぽく白くなります。
嘴の付け根の皮ふは柔らかくよく伸びて、個体差なのか白っぽい子と黒い子といます。

下には人差し指が入る大きさの穴が開いていて、穴にも小さい羽毛が生えています。
<舌>

先が黒く、それ以外は紫っぽい灰色です。

舌は意外と長くて、プニプニした触り心地です。
喉の奥は赤っぽく、舌の付け根がギザギザとして棘のようなものが生えているように見えます。
・・・ちょっとグロテスクで怖いです。
<ハゲ>

立派な冠羽の裏には立派なハゲが。
サラサラしていて温かいです。
<翼>

表は白く、

裏は黄色です。
風切羽はかなり丈夫にできており、触ると硬いです。

大きいもので25センチ前後あります。

風切羽は羽軸に対して左右不対象で、細かい筋が均一に並んでいます。
何度見ても、自然にこれが体から生えてくるなんて信じられない形状です・・・。
鳥の羽って不思議ですよね~。
<尾羽>

閉じているとシャモジのような形。

広げると扇状になり、裏が黄色いことが分かります。
<尾脂腺>

体に似合わず小さめで、ほんのり黄色をしています。
<皮ふ・筆毛>

皮ふは健康なら紫色です。
筆毛の赤い部分は血液が詰まっているので、生えきる前に折れたり抜けたりすると血が出ます。
赤い部分には神経もあるようで、間違ってここをほぐそうとするとウギャッ!と怒られます。
筆毛を見ると思わずほぐしてしまうのがオウム飼いの性です。
<羽毛>

体の表面は白い羽毛が覆っています。
見ているだけでクシャミがでそう・・・ほんのり甘いようないい匂いがしますが、粉っぽいです。
<尻>

もふもふ~。

お尻の穴の周りには、ちょっと濃い色の短い羽が生えています。
<足>

表面はゴツゴツしたウロコに覆われています。
嘴同様、眠くなるとホッカホカに温かくなります。

裏にもウロコがビッシリです。

足はかなり大きく、女の子の大型コンゴウにも引けを取らない大きさです。
むしろ小太朗のほうががっしりで大きく感じるくらいです。
男の子のコンゴウさんを手に乗せたことがないんで比べられないんですが、やっぱり女の子のほうが小さめなんでしょうか?
私の手の平の横幅からは楽にはみ出ます。
気になって測ったら13センチでした。他のバタンの大きさも気になります・・・。
個体差もあるのかな?
非常に指先が器用で、

綿棒のような細いものから、

紙コップのような大きなもの、

薄っぺらいダンボールなど、自分で工夫して様々な形状のものを持つことができます。

器状のものをこぼさずに持つこともできます。

特に教えたわけではないですが、当たり前のようにちゃんと持ってます。

最近では「あーくしゅ」というと指を握ってくれるという芸を身につけました。
気が向いていると握手してくれます(^▽^)
・・・というわけで、オオバタン解体新書でした~。
[64回]
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